平成22年11月21日(日)に本部3階大会議室で、記念講演会、定期総会、懇親会(11号館8階ラウンジ)が開催されました。
記念講演会ではもと大阪府警の科学捜査研究所に勤務された浦上義章さん(現大阪支部長)が、
「科捜研の男・・・科学捜査あれこれ」と題し、勤務当時の科捜研の沿革や業務内容や特徴、組織構成などについて約1時間講演されました。中でも研究所内はDNA、生物、人文科学、物理、化学、鑑定技術の6つの研究室に分かれており、それぞれに専門の分野の研究員が日夜、現代の犯罪を暴くべく
日々努力していることや、浦上さんがメインでやられていた化学研究室では他の研究室でもてあました案件が持ち込まれ「何でも屋」の異名を取っていたとのことなどのお話がありました。その他に最近話題の芸能界の薬物汚染の実態についても、2、3の例について裏事情までわかりやすく説明されたました。
次に定期総会が開催され、妹尾康之会長挨拶に続き、平成22年度事業報告、平成22年度決算
(案)報告・監査報告、平成23年度事業計画(案)、平成23年度予算(案)が行われ満場一致で承認されました。その後、役員改選が行われ、妹尾会長が満場一致で再任され、副会長では亀井秀人副会長の代わりに平田實理事が副会長として承認されました。その他として地理的理由などにより、南九州支部を熊本と宮崎支部に分離運営したいとの要望が南九州支部より提案され、承認されました。
また、当日は記念講演会の前に全国支部長会議やキャリアセンターとの懇談会、「憩いの広場」などが開催されました。
(通信・インターネット ふなもと)