秋晴れの9月20日、大阪市内では稀である庭園付き料亭「天王殿」に45名の同窓生が集った。平成25年度岡山理科大学同窓会大阪支部総会の始まりである。
第1部は、講演会。本学の生物地球学部 白石純教授による「遺物からみた古代・中近世の流通」と題しての講演をいただいた。奇しくも、今年は大阪冬の陣から400年目。会場の「天王殿」は、大阪城と同じ上町台地にあり、大阪城の南に位置する。白石教授の講演は、専門とする磁器の胎土の組成研究に基づき、大阪で発掘される磁器や大阪城の瓦などから当時の流通について、上町台地の関わりも含め興味深い内容で講演がされた。白石教授も本学同窓生であり、74期生・理学部機械理学科卒である。学生時代に考古学研究会で故鎌木義昌先生に師事を受けている。大変懐かしく拝聴した。
第2部は、支部総会。浦上支部長の挨拶、白石教授の来賓挨拶の後、浦上支部長から、事業報告、会計報告などについて説明がされ承認がされた。
第3部は、懇親会。その前に、酔わない姿での記念撮影。司会の大森副支部長の開会のことばで、楽しいひと時が始まった。同窓会本部代表として小西孝祐副会長が挨拶。挨拶の中で、加計孝太郎理事長のメッセージが代読され、50周年を迎えるにあたっての大学の様子が伝えられた。乾杯は、大阪支部の大御所 田根徹さんによる元気な発声。懇談中での各自の自己紹介・近況報告は、人数の関係で司会の大森副支部長が適時、絶妙な人選。75・76期生の参加が多く集団紹介も。このように、同期が誘い合い参加してもらえると大歓迎。
特に、若い人たちが・・・。その後、酔った姿での記念撮影、肩を組み円になっての学歌斉唱。小林副支部長の閉会の挨拶で、楽しく終了。
番外。希望者のみの2次会は、幹事の予想以上の参加という嬉しい悲鳴。結局、2か所に別れたが、それぞれの場で大盛りあがり。このように、「集まる楽しさ、集う喜び。」を感じ、大阪支部の平成25年度「大阪秋の陣」は終了。同窓生の皆さん、また、お会いしましょう。同窓生の皆さん、次は、お会いしましょう。
副支部長 岡清秀