岡山理科大学同窓会

　シルバーウィークの初日、９月１９日、秋晴れのなか昨年に引き続き大阪市内では稀である庭園付き料亭　「天王殿」に３７名の同窓生が集った。

　第１部は、講演会。波田善夫学長による「理科大学５０年の歩み、これからの大学」と題しての講演をいただいた映し出される創設当時、その後の変遷の建物の映像に懐かしさの声が上がり、さらに変わりゆく建物の映像に感嘆の声が上がった。また、来年度開設の教育学部の特色、これからの５０年に向けた研究力の強化への取り組みなどが紹介され、参加者は母校のさらなる発展を大変嬉しく拝聴した。

　第２部は、支部総会。浦上支部長の挨拶、来賓代表として宗誉志雄同窓会長の挨拶の後、浦上支部長から、事業報告、会計報告などについて説明がされ承認がされた。総会の席上、日本画家として活躍中のＯさんから、５０周年を記念して「富貴草」（牡丹）の絵画が波田学長に贈呈された。

　第３部は、懇親会。開会に先立ち、酔わない姿での記念撮影。司会の大内副支部長の開会のことばで宴が始まった同窓会の為貞和正理事から、加計孝太郎理事長の大学の発展の状況と同窓生への期待が込められた内容のメッセージが披露された。大学の発展・チャレンジし続ける加計理事長のメッセージにより、私たち参加者は大いに活力を与えていただいた。乾杯は、波田学長。今回の懇親会の目玉は、歌手の中村ヒロキさん（応用数学科　2011年卒）の歌謡ショー。中村ヒロキさんは、本学を卒業後、岡山市役所勤務を経て、歌手デビュー。ソウルでの野外コンサートに出演するなど、岡山から全国、世界へと活躍の場を広げられている。その歌声を聴きながら瞼を閉じれば学生時代が走馬灯のように廻るのは同窓会故か。

　懇談中での各自の自己紹介・近況報告は、大御所のＴさんをはじめ、関東支部のＹさんなど他支部から参加の皆さんにいただいた。その後、酔った姿での記念撮影。恒例の肩を組んでの学歌斉唱は、波田学長のハーモニカの演奏付き。小林副支部長の閉会挨拶の後、波田学長の「蛍の光」の演奏により、酔っぱらた人もスムーズに退席し、楽しい宴は無事に終了した。

　今回の同窓会、シルバーウィークのなかシルバー世代の同窓生の皆さんに多く参加していただきました。次回は、
２０代、３０代、４０代の皆さんの声を掛け合ってのご参加もお待ちしています。（大阪副支部長　岡清秀）