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東海支部総会(名古屋市 名鉄ニューグランドホテル)2018.06.03

 総会では、初めに支部長挨拶の後、会計報告を行い承認されました。

 次に柳澤学長より大学の近況報告として、副学長の4人体制をしいて大学のブランディング事業に力を注いでおられること(イメージは近大マグロ)、我が理科大はモンゴルのゴビ砂漠の恐竜を中心にこの研究ブランディングを展開していること、その学生が発掘作業を通じて成長している姿をRSKが50分番組で特集してくれたこと、モンゴル生命科学大学と連携協定を結び、そこの農学部獣医学科と今治の獣医学部とを強く結び付け、国内だけでなく国際交流もきちんと行っていることなどをご報告いただき、着々と大学の価値を高めておられる点を示していただきました。
続いて同窓会本部の宗会長より同窓会の近況と11/24の同窓会50周年記念式典及び祝賀会のお知らせ、当日は300名以上集めたいとのことで東海支部のメンバーもぜひ出席してほしいとのご依頼がありました。

 その後、学長より今回の講演テーマでもありました獣医学部開学の経緯をお話しいただきました。最近の関心ごとでもあるので皆少し緊張した面持ちではありましたが「世界に通用する獣医学部をめざして」と題した資料をご用意され、大変わかりやすいご説明をいただきました。結論として今の騒ぎは全くの政治的な空騒ぎであること、12年もかけて描いていた構想をやっと実現できたことなど学長自身がもともと愛媛大の学長をされていたことから愛媛県の現状をよく知っていることでも大変説得力があるご講演でありました。具体的には、学園都市として若者の活気にあふれる街にしたいという今治市の想い、四国が困っている公務員獣医師の確保が必要であること、世界に誇れる感染症対策(現状は世界的に見ても遅れている)を目指すことがもっとクローズアップされるべきで、様々な人たちの想いが重なり合って進めていることだということがはっきりわかりました。結局総理がいつ知っただとか、加計学園ありきで進んだとか、政局に利用されているだけで、関係のないことなんです。証人喚問で証言された加戸前愛媛県知事の言っておられた「行政がゆがめられたのではなく、ゆがめられた行政が正された」という言葉は合っています。
また、日本の獣医学の教育制度は欧米に比べて規模も人員も設備も極端に貧弱なのは、歴史的に見ても致し方ないことなのですが、この現状を打破するべく、昨年3月に文科省へ申請されたそうです。しかし設置審査では、かなり厳しい是正・改善意見が出て8月に一旦保留措置になるも再申請でそれを一つずつ丁寧に回答した結果、昨年の11月に認可が下りたそうです。これは52年ぶりのことで、国民としては喜ばしいニュースだと思います。

 今回のご講演ではメディアからはわからないことがはっきりと示されていましたので、心配していたことがほとんど払拭されました。できるべくしてできた、期待されてできた学部であることを皆確信できたと思います。今回学長自らご説明いただきほんとうにありがとうございました。

 続いて同窓会本部の埋見副会長より「加計理事長からのメッセージ」を代読していただき我々へのご配慮を強く感じ取ることができました。

 この後、前支部長の朝井さんの乾杯を合図に懇親会が始まり、テーブルを囲んで和気あいあいとした様子で料理を堪能しました。最後には全員で肩を組み学歌斉唱し会は終了、皆とても満足した様子で会場を後にしました。

 さて、来年も早期に開催する予定です。なるべく早めに同窓会案内の発送と同窓会ホームページにも開催のお知らせをしますので、今年来られなかった方も是非参加していただきたいと思っております。 以上 (支部長 岩田陽介)

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